2020.05.27
RPA ロボット作成 WinActor

リモートワークでもRPAを活用しよう!

リモートワークでもRPAを活用しよう!

こんにちは!もうすぐ6月ですね。

非常事態宣言は全面解除になりましたが、 企業によっては在宅勤務を継続するケースもあるのではないでしょうか?

事務系のお仕事だと在宅勤務でも業務に支障がない方も多いと思いますが、そうはいっても困るのがオフィスの端末にインストールされているRPAの実行。

せっかく自動化するためのシナリオを作ったのに実行ボタンを押すだけのために出社するなんて、ちょっと面倒ですよね?

いつまで続くかわからないwithコロナの時代に、不要な出社は極力避けたい…。 少しでも自社のリモートワークを進めたい…。

そんな皆さまに、今回はWinActorをスケジュール実行する方法をご紹介します!

「WinActorって何?」と思った方はこちらからご覧ください♪

用意するもの

・WinActorのシナリオ

・WindowsのPC

 

手順

<WinActorのシナリオのショートカットを作成>

① WinActorを起動します。

※今回は待機ボックスを表示するシナリオを使います。

WinActor起動

② メニュー画面の「設定」から「起動ショートカットを作成」を選択します。

「シナリオファイル」の欄で実行したいシナリオを選択します。
「起動後に実行」「実行完了後に終了」にそれぞれチェックをいれます。
「作成」ボタンを押下します。

シナリオショートカット
③保存先を選択し、ファイル名をつけて保存します。
指定した保存先にショートカットができていることを確認します。

ショートカット

 

<タスクスケジューラの設定>

④ Windowsの「タスクスケジューラ」アプリを起動します。

検索画面に「タスクスケジューラ」と入力すると表示されます。

⑤ 「操作」メニューから「タスクの作成」を選択します。

タスクスケジューラ

⑥ 「全般」のタブでタスクの名前を設定します。 タスク名設定

⑦ トリガーを設定します。

「トリガー」のタブの「新規」ボタンからトリガー設定画面を立ち上げ、
シナリオを実行したい日時を指定し、OKを押下します。

トリガー設定

⑧ 操作内容を設定します。

「操作」のタブの「新規」ボタンから操作設定画面を立ち上げます。
 ③で作成したシナリオのショートカットを右クリックし、
「プロパティ」を選択します。
「ショートカット」タブの「リンク先」に表示されているリンクをすべてコピーして、
タスクスケジューラの操作設定画面の「プログラム/スクリプト」の
入力欄に貼り付けます。

シナリオリンク先 操作設定

シナリオのリンクの末尾に「-r-e」と書かれていますが、これはWinActorの起動オプションです。
-rが実行、-eが終了後にWinActorを閉じる操作を指示します。

⑨ OKを押してタスクスケジューラを閉じます。

さて、設定した時間になると…、
待機ボックスが表示されました!
シナリオのスケジュール実行に成功です! 
実行完了

<注意事項>

① PCはログイン状態を維持してください。
② PC画面はアクティブな状態を維持してください(スクリーンセーバーもオフ)
モニター接続のPCの場合はモニターの電源も入れておく必要があります。


まとめ

いかがでしょうか?

毎朝手作業で動かしていたRPAも、この設定さえしてしまえば勝手に動いてくれます! 休日や夜間の実行にも応用できますね♪

このコラムではこれからもRPAのお役立ち情報をご紹介していきます!
ご覧頂いた皆さまのRPA開発・導入検討の参考になれば幸いです。

よろしければTwitterFacebookのフォローもお願いします。

 

導入を迷っている、どのツールが良いのかわからない、
導入したものの開発が進んでいない、といったお悩みはありませんか?
まずは弊社にご相談ください!
コンサルティング、ライセンス導入、研修、保守サポート等、
貴社のRPA推進をトータルサポートいたします!

お問い合わせはこちら

 

WinActorはNTTアドバンステクノロジの登録商標です。