- 2018.12.19
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RPA
RPAは働き方改革に有効なのか?
働き方改革促進の手段として、よく名前があがるRPA。
RPAを導入していないと「本当にRPAが働き方改革に有効なのか?」と、
つい疑ってしまいませんか?
本当に有効なんです!
今年、アメリカのスーパーのウォルマートが、館内の床磨きなどを行うロボットを導入したというニュースがありましたね。
ロボットは人間と違って休憩不要で一晩中作業できるので、人が清掃のために毎日夜中に出勤する必要がなくなりました。
RPAによる働き方改革もこれに近い考え方です。
ルーティンのレポート作成や数字の集計業務を手作業で行うケースは多いと思います。
毎日同じ作業を行う必要があってそのための人員を割かなければならない、
人が行うからたまにミスをしてしまうことがある、
そのようなお悩みも、RPAは解決できてしまいます。
◆ RPAが適用可能な機能
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◆ 導入事例
業種 | 大手都市銀行 |
具体的な 業務 |
煩雑な事務処理作業 (20種類の事務処理) |
効率化・ 削減効果 |
年間で8,000時間(1人1日8時間労働で計算すると約1,000日分) 事務処理作業を削減 |
今後の展開 (方向性) |
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総務省メールマガジン「M-ICTナウ」 RPA(働き方改革:業務自動化による生産性向上)
このように、RPAは単純な事務作業の自動化を得意としています。
定型作業であれば、ツールの実行ボタンを押すだけで処理が完了するケースがほとんどです。
また、途中で人の意思による判断が必要な業務だとしても、途中の過程までを自動化させる(半自動化)ことも可能です。
たとえば1日1時間かかる日次の集計作業を全自動化できたら、1ヶ月で30時間、1年で360時間もの削減が可能です。
これまで集計作業を担っていた方の360時間を、まったく別の業務にあてることができますね。
またツールによっては1つのシナリオを複数のライセンスで同時に動かすことができますので、1つの事業所で作成したシナリオを全国の事業所に共有し、各拠点の工数削減を実現することもできます。
複数の事業所で年間360時間ずつ削減できると思うと、効果は絶大ですよね。
また、シナリオ実行の時間指定ができるツールも多いので、夜中や休日にわざわざ誰かが出勤して作業をする、という工数も減らすことができます。
RPA化することで「仕事が無くなるかもしれない…」という不安の声もよく聞きます。
これまで勤務時間の大半を事務作業に充てていたら、確かに不安になりますよね。
ですが、RPAはメンテナンスが必要です。
ルーティン作業とはいえ、集計用のFMTが時々変わったり、新しい商品が出てきて追加の処理が必要になってしまったり、
手作業で起こることはRPA化後も同様に起こり得ます。
RPAのシナリオの変更が必要になった際に活躍するのは、業務をしっかり理解している人です。
まずRPAのシナリオは、手作業での手順がきっちり理解できていなければ作れません。
そしてリリース後にメンテナンスやシナリオの変更をする場合も、どの作業が必要でどの作業が不要なのか、判断できる人がいなければなりません。
そのような場合に、これまで手作業を担っていた方が自身でシナリオを修正できれば、非常に簡単にRPAのメンテナンスができます。
RPAツールはプログラミング知識があまりない方でも使いやすいように設計されています(もちろん導入前にある程度の勉強は必要ですが)。
特にWinActorは日本語表記のノードを組み合わせて作成できるので、英語やプログラミングが苦手でも使いやすいツールです。
弊社でも、WinActorのシナリオを作成しているのは非エンジニア職・プログラミング経験無しの社員がほとんどです。
社内で実施しているセミナーで知識をつけて、自身の担当業務で実際にシナリオを作成して徐々にスキルを身につけています。
RPAに興味があるけれど自信がなくてまだ踏み出せていない方、
安心して始めてみましょう!
WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。
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