ロボットを作ろう！～RPAはじめました～WinActor①

こんにちは！ご覧いただきありがとうございます！
「RPAをはじめなきゃ。。」「RPAはじめるって言ったけどよく分からない」
「ロボットってどうやって作るの？」と思っているみなさまに向けにRPAロボットが作れる解説付きコラムを掲載していくことを決めました（勝手に。）
今回はNTTアドバンステクノロジス、NTTデータが提供するRPAツール、『WinActor』を使ったロボットの作り方を一緒に学んでいこうと思います。

この『WinActor』の素晴らしいところ、それは安心の日本語です。
やっぱり日本語なだけで安心しますよね。

では、よろしくお願いします！

【WinActorの基本画面】

さっそく、こちらがWinActorの基本画面です。
やっぱり見易くて、分かり易いですよね。よいです、これ。
今回のロボットは簡単なものを作りますので、「メイン画面」と「フローチャート画面」以外の画面は閉じてしまって大丈夫です。

【WinActorでロボットを作る】

今回WinActorで最初に作るロボットのお名前は『エクセルひとこと君』です。
『Webから情報を自動的に取得して記録する君』にしようか迷ったのですが、第一弾なので事務作業の基本作業を自動化出来る感覚をつかんでもらってから、実用的なロボットの作成に進んでいきたいと思います。
なので今回は簡単すぎるロボットで申し訳ないですが、最後までお付き合いください。

今回のロボットがやることは以下です。
①エミュレーションモードを使って、Excelに今日の意気込みを書く！

まずはExcelを開きましょう。

※本当は自動で開けば良いのですが、それはまたの機会で。

最初に、「このアプリケーションを操作してください」
ということをWinActorに教える必要があります。
それが、「メイン画面」にある『ターゲット選択ボタン』です

ターゲット選択ボタンをクリックして、Excelをクリックしてみましょう。
ExcelをクリックするとExcelがオレンジ色の枠で囲まれます。
「記録の準備OK」となりました。『記録開始ボタン』も赤くなりました。

記録対象の選択が終わって、記録開始ボタンが赤くなっている状態で、ボタンの横にある「▼（下三角マーク）」をクリックすると、プルダウンメニューが表示されます。
「イベント」、「エミュレーション」、「IE」の3種類が表示されると思います。
これらは「記録モード」と言い、WinActorで用意されている「記録方法」です。
記録対象で使用可能なモードのみ色が濃く表示されます。

• イベントモード：Windowsアプリケーションの操作を記録
• IEモード：Internet Explorerの操作を記録
• エミュレーションモード：マウスやキーボードの動きを記録（Officeの操作など）

では、記録をしてみましょう。（赤いボタンをクリック）

さっそく子画面が表示されました。
Excelに文字を入力するとマウス操作、キーボード操作内容が記録されているのが分かりますね。

おぉすごい

ここで注意点。
マウス、キーボードの全ての操作を記録してしまいますので、無駄な操作をした場合も全て記録されます。。
入力が完了したら、子画面内の「操作のアクション化ボタン」をクリックしてください。
※もし不要な操作が入ってしまった場合、操作記録リストの中から選択して、「操作の削除ボタン」クリックすることで消すことができます。

メイン画面に戻ると、、
フローチャート画面に「グループ」と「エミュレーション」のノードが作られます。

ノード？？？

【解説】
ノードとは、処理の単位です。
1つのノードが実行されることで条件の分岐や、アプリケーションの操作などを行います。

最後にメイン画面に戻って「記録停止ボタン」をクリックします。

「エミュレーション」のノードをダブルクリックすると
記録した操作の内容が確認できます。

「シナリオ」に組み込んで、実際に動かしたいと思います。
※Excelの中の文字は消しておいてね。

フローチャート画面のシナリオに、「エミュレーション」ノードをマウスでドラッグ→ドロップします。

シナリオの「黄色いノード」の中に入りましたね。
これで完成です！

ではさっそく実行してみましょう。
シナリオの実行はメイン画面の再生ボタンをクリックします。
実行することで、今日の意気込みがExcelに書き込まれました！

本日はお疲れ様でした。
次回は変数について知りたいなぁ。。
RPAが無い生活なんて考えられなくなりますよ。

では、さようならー

https://winactor.com/

WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。