2018.12.26
RPA ロボット作成 WinActor

ロボットを作ろう!~Webの操作基本~WinActor②

ロボットを作ろう!~Webの操作基本~WinActor②

今回は、WinActorでYahoo!Japan検索から
ソフトバンクモバイルサービスのセミナー申込画面を開くシナリオを作ってみます!

IE操作と画像マッチングを使っていくよ~

 


では、早速つくってみましょう!

①IEでYahoo!Japanを開く

まずは、検索するための画面を開きます。

フローチャート画面でライブラリータブの17_IE関連「URLを指定してIE起動.ums5」をドラック&ドロップでメインのシナリオに入れます。

 

ノードをダブルクリックして設定画面を開きURL欄に「https://www.yahoo.co.jp/」を入力します。

ノードの名前も分かりやすいように変えてみましょう。

名前は「Yahoo JapanをIEで起動」とつけてみて下さい。
OKを押したら設定完了!

ほら、名前を変えると見やすくなりますね!

ここで確認のため実行ボタンを押してみます。

 

おお、Yahoo!Japanページが開いた!
簡単、簡単!

 

②検索窓に検索したい文言をいれる

次は、検索窓に検索したい文言「SoftBank RPA」をいれるノードを作成します。

04_自動記録アクションの「文字列設定(IE).ums5」ノードをシナリオに入れ、
ダブルクリックしてプロパティを設定しましょう。

 

まずは左図で黄色の枠で囲んであるウィンドウ識別のボタンを押します。

先ほど開いたYahoo!Japanのページ上に
マウスを動かすと、黄色い枠でページが囲まれてウィンドウが認識されたことを確認できますので、そこで左クリックを押しましょう。

認識できたらプロパティのウィンドウ識別名に選択されたウィンドウ名が出てきます。
YahooJAPAN-InternetExplorer」が表示されたらOK!

これで記録対象画面の指定ができました!

そして、「設定値」に検索したい文言「SoftBank RPA」と入れましょう。

 

③検索ボタンを押す

次は、検索ボタンを押すノードを作成します。

ライブラリの04_自動記録アクションの「クリック(IE).ums5」をシナリオに入れ、
ダブルクリックしてプロパティを設定します。

先ほどと同様にウィンドウ識別を行ったら、「対象コントロール指定」で「検索」ボタンを認識させましょう。

 

ここまで操作を実行してみると、↓のようなページになるはず!

 

④対象ページを開く

検索ボタンを押して検索結果が出たら、
ソフトバンクモバイルサービスのページを選択しましょう。

ここでは画像マッチングを使ってみます!
画像マッチングのノードをシナリオへ追加して、プロパティ画面を開きましょう。

ウィンドウ識別のボタンを押して検索後のページを認識させると、画面上部の枠に画像が表示されます。

左上の選択ボタン(下図黄色の部分)を押して、クリックしたい場所を囲みます。

この状態だと、赤線で囲まれた箇所の真ん中がクリックされるようになっています。

 

ここまで実行すると、

開いた!やったね!

おまけに、セミナーお申し込みボタンも押してみましょう。

ボタンのクリックはもうできますよね!

 


はい完成!
フローもよくわかる表示になってますね!
これでWinActorを使ってのロボットが出来上がり~


IE操作も画像認識も結構簡単でしたね。

実は今回は紹介しませんでしたが、実際に運用するときは、
エラーを起きにくくしたり、スピードを速くしたりするために、
ここにいろいろな工夫を盛り込んでいきます。
その話はまた今度。

 

もっとWinActorについて知りたくなってきた方は、
セミナーに申し込んで、もっと詳しくなってみましょう!

では今日はここまで。