RPAロボット作成知識

ロボットを作ろう!~変数とは?~

こんにちは!いつもご覧いただきありがとうございます!

「RPAをはじめなきゃ。。」「RPAはじめるって言ったけどよく分からない」
「ロボットってどうやって作るの?」と思っているみなさまに向けのロボット作成コラム、第二回!

今回のお題は。。。

 

変数!

でた!むずかしいやつ。

今回はRPAツールを利用するにあたって避けては通れない「変数」について学んでいきたいと思います。

ロボットを作る内容はまた次回以降で触れていきたいと思います。

 

先生!ボクも一緒に学びます!

 

 

こんにちわ。では早速始めましょう。

まずは、よくある変数とは?のお話です。

 

変数は箱です。


いきなりそんなこと言われましてもー。。となりますよね。

まずなぜ箱なのかの前に、変数という言葉は読んでの通り、『変化する数』とイメージしてください。

 

学生のころ、こんなのを見たことがありますよね?

Z = X + Y

 

ウッ。。ってなる方、たくさんいらっしゃると思います。

上記方程式ではX,Yに数字を入れることでZが変化します。

X,Y,Zそれぞれが『変化する数』=『変数』です。

方程式の場合、X、Yという名前の箱に数字を代入することでZという名前の箱に結果が求められるということになります。

 

でも実は大切なのは方程式ではなく、『数を代入して結果を利用する』という考え方です。

ここで1つ注意なのが、RPAツールなどコンピュータでの変数は「数字」だけではなく、「文字列」や「True(正)/False(誤)」も変数として扱います。

なので最初に説明した内容は『変化する数(値)』というのが正しいです。

以降は数(値)と書くと長くなるので値と表記しますね。

では、次へ進みましょう。

 

変数の概要が分かったところで、次は変数の使い方を交えて理解を深めましょう。

変数は変化する値と伝えましたが、値を変化させるのは誰でしょう?

 

はい!はい!ぼくがやりたいです。

 

 

いやいやそうゆうことじゃなくて。。(苦笑)

 

 

 

まぁでも、決して間違いではないんです。

この値をどうしたいか。というのはツールを作る人です。

なのでロボ君はごめんなさい。

 

さて、分かり易いかはさておき、こんな例を用意してみました。

なぜ箱なのか少し分かり易く。。しました。

 

とある厨房で4名のお客さまから料理の注文がきたようです。

 

料理を作り終えたら今度はお客さまへ料理を運びます。

※料理を運んでいるのは同一人物です。

 

あえて言及しませんでしたが、何かに気づきました?

配膳係の設定が不自然なのでお察しの通りですが、料理を入れている箱が変数です。

申し訳ないですが、変数の説明にはこのくらいの強引さが必要なのです。すみません。。

何だかまだよくわからないですよね。これだとまだ、ただの箱ですから。

 

では、上の例をもう少しRPAやコンピュータ用の変数で考え易いように数や文字列に置き換えます。

 

次の例では、商品の価格を調べなさいと指示がきました。

まずは商品名から価格を調べます。

 

調査が済んだらデータをまとめます。

ここで変数を使ってみたいと思います。まずは、商品名を設定します。

商品名という変数を作り、値を入れ、Excelに設定します。

 

次に商品の価格を設定します。

価格という変数を作り、数字を入れ、Excelに設定します。

市場調査完了です。

変数は今回の例のように任意の箱を作って、数字と文字列など異なる値を設定することが可能です。

少しづつ、理解が深まってきましたかね?

 

なになに、まだ仕事があるって?次はなんでしょうか。

お、これは変数がさらに活用できる指示がきました。

 

なんか指示が多くてもう疲れてきました。

 

 

いやいや、君が疲れてたらRPAが出来ないじゃないか!

ダメダメ、最後まで頑張りなさい。

 

今回の指示では、セット価格を求めることになるので価格を足し算して結果を求めます。

計算を行うとプログラムっぽい例になりますね。

 

変数とは?というところはだいぶ理解が深まったと思いますが。。

もう一つ重要なことがあります。

そもそも、変数を使う理由って何なの?ということです。

本日指示された内容もわざわざ箱に入れる必要ある?普通にお茶との金額足し算すればいいじゃん。と思いますよね、普通は。

理由も無く使われているわけではなく、やっぱり理由があって利用されています。

便利だから。そんな一言では片づけちゃだめですよ。

 

先ほど対応した指示の内容を見返すと気になる点があります。

お茶の価格は変数ではなく88円を、価格の変数に1つずつ足し算を行っています。

?このままだと何か問題あるの?って思いますよね。

問題っていうわけではないのですが、手間が発生します。

今回はお茶の価格が88円だったのですが、また同じ指示が来た時に98円だった場合に何をするかを考えます。

まぁ普通に対応するとこんな感じですね。

何をしたかというと、88円を全て98円に書き換えました。

はい、めんどくさいですね。

そして全て書き換えるということは、この計算が多くなれば多くなるほど辛くなり、ミスが発生しやすくなります。

じゃあどうすればいいでしょうか。

そうです、ここで変数を使う理由が挙げられます。

 

何をどうするかというと、お茶の価格だけの変数を作ります。

そして変数(ピザなどの価格)と変数(お茶の価格)を足し算するようにします。

お茶の価格という変数を作ることで、今後価格変更が行われたとしてもお茶の価格という変数の金額を変更するだけで、先ほどと同じ結果を設定出来ます。

今回の指示は簡単なものでしたが、実際にRPAのシナリオを作っていくと様々な値を取り扱うことになりますので、変数を使うことは必須になってきます。

 

■変数を使うメリット

①シナリオ内の変数を更新することで全体を一度に変更出来る

②シナリオ内の共通した数字、文字列をまとめれるのでシナリオをコンパクトに出来る

③変数名を明確にしておくことでRPAシナリオ内での値の流れが一目で分かる

④値を個別記載した場合に発生する「潜在ミス」を取り除ける

⑤変数名で値の意味を管理出来る

 

■変数を使うデメリット

①シナリオ内の変数を更新することで全体が変わってしまうため、ミス時に影響が大きくなる

②RPAの開発者の全体で変数を理解する必要がある

 

変数を利用する際にはメリット/デメリットをしっかりと理解して使いこなしましょう!

 

変数を取扱うにあたり、①数(値)を変化させる役割、②数(値)を作る役割、③変数を運ぶ役割の3つが出てきます。

数(値)を変化させる役割はRPAを作る過程でその数(値)をどこにどうしたいのかを作る役割も担います。

↓この人が数(値)を変化させる人、そうあなたです。

そして数(値)を作る役割、変数を運ぶ役割はRPAのツールです。

↓この人たちです。

 

 

ふう、疲れたけど、大変よくわかりました!ボクは作ったり、運ぶ役割なんだね。

 

 

君も疲れるんだね。ロボ君が理解してくれたら今後も安心だよ。

人と二人三脚でRPAを盛り上げていこうね!(脚無いけど、、)

 

 

最後に、WinActorの変数についても触れておきましょう。

WinActorでは下図(変数一覧)が変数の管理画面です。

実際に変数を入れるとこんな感じ。

WinActorでは変数を直接追加したり、ExcelやCSVファイルから設定することが可能です。

チュートリアルでもいくつかサンプルがあるので、よく読んでみてくださいね!

 

今回もお疲れ様でした。
これでまた、RPAが無い生活が考えられなくなってきますね。

では、さようなら!

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https://winactor.com/

WinActor®はNTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。